2024年8月15日
こんにちは!特定社会保険労務士の米山正樹です。
2023年度の都道府県別の地域別最低賃金の改定額が出揃いました。
47都道府県で39円~47円の引上げとなり、改定額の全国加重平均額は1,004円(昨年度961円)。
全国加重平均額43円の引上げは、1978年度に目安制度が始まって以降で最高額。
最高額(1,113円)に対する最低額(893円)の比率は、80.2%(昨年度79.6%)で9年連続の改善になるなど、予想以上の結果となりました。
値上げラッシュが続く中、賃上げは必要。しかしその一方で、これだけの最賃大幅引き上げに中小企業が踏ん張れるか?
日本経済を下支えしている中小企業に対する国や自治体の支援策がより充実することを求めたいです。
引上げ額は、10月1日から10月中旬までの間に順次発効される予定です。