2024年8月15日
こんにちは!特定社会保険労務士の米山正樹です。
先日、中小企業33社が参加した合同入社式で挨拶する機会を得ました。
大企業の入社式はメディアで取り上げられることが多いですが、中小企業では、新入社員はいても1社数名。
単独の入社式は難しいですが、合同で開催すると、それはなかなか盛観でした。
今年の新入社員は○○タイプ
新入社員72名を前にどんな挨拶をしようか、前日、ネットで情報収集してみたところ、ありました!ありました!
毎年恒例とも言える「今年の新入社員は○○タイプ」の調査記事の数々。
ある記事では、コロナ禍の影響で、学生生活をオンライン中心に過ごしてきたことも影響してか、
・対面コミュニケーションの経験が乏しい
・「仲間」以外の世代との距離感に戸惑う面がある
・タイパ(タイムパフォーマンス)を重視し、唯一の正解を求める傾向がある
など。
これをそのまま受け取ると、なんとなくマイナスイメージですが、言い換えると、
・目標をはっきり見定め、集中して向かっていく熱意がある
・効率を重視し、最適なこたえを実行する振る舞いに長けている
と言えるそうです。
1人ひとり違った個性・適性
メディアや調査会社にしてみれば、新入社員を一括りに評すると楽ですし、そうすることは自由です。
しかし、実際は、1人ひとり違った個性・適性をもっていますから、新入社員の皆さんには「自分に自信をもって」ほしいですし、社長や上司の方には「1人ひとりを見てほしい」と思いました。
合同入社式の挨拶で、少しは私の思いが新入社員の皆さんに伝わっていたらうれしいですね。